太田修嗣 (オオタ シュウジ)さん略歴

 1949年 愛媛県松山市生まれ

 1981年 鎌倉 呂修庵にて塗師の仕事を始める

 1983年 村井養作氏に師事

 1987年 独立 神奈川県厚木市にて 木・漆工房開設

 1994年 愛媛県広田村(現 砥部町)に移転









太田さんの作品ご紹介


展示会[太田修嗣 木と漆の仕事] 作品紹介は4月5日から。

■常設作品













太田さん、正確には太田さんの作品に最初に出会ったのはこの片口でした。

東京のとある場所でこの片口を目にしたとき、例えは申し訳ないが、野に捨てられた愛らしい子犬か子猫か、

あるいは街中の硬い道の隅に小さな花を見つけたような感じでした。

どんな人が作ったんだろう。と本気で思いだしたのは使い始めてから大分年月が経った後でした。

そうして太田さんにお会いすると、まさにこの片口のような方でした。

愛媛県の砥部の山の上。目立つものはミカン畑と小さな畑があるような場所で、

蓄えた原木を灰汁抜きからする太田さんに

ひどく嬉しく、心が湧いたのを覚えています。








太田さんは原木の調達から漆塗りまでを一人で行います。

漆器の産地は各地にありますが、その多くは分業制で各工程の専門職人がその役割を果たします。

太田さんが修行をしたのは塗りです。独立後、なぜ太田さんは一人でうつわを作るようになったのか。

‘(木地を)人に頼むお金がなかったから・・’と笑って言ってたことがあります。

ほんとうにそうかもしれません。

でも、こうして太田さんのうつわを見ていると、

つくづくそういうめぐり合わせが、私たちにはありがたかったなあと思います。

木を手に入れて、木を見て、ひとつひとつ木に合った用途、形を考える。

太田さんの木の良さを表したい気持ち。

それがこんなあたたかなぬくもりのあるうつわを生むような気がします。

想像でしかありませんが大昔、火を囲んで誰かが削ったひとつのうつわを手にして、

皆で何でも食べてたようなそんな温かな風景が思い浮かびます。












太田さんの作品のどこかにこのサインがあります。

太田の‘太’と、田の‘た’であり、

‘十二’にも見えます。

“十二分な仕事をしようと・・・常に心がけようと・・・”
と照れながら話してくれたことがあります。













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